光とともに… 最終回


終わってしまいましたね。ん〜、原作を読んでないのでアレですが、これで良いの?
最終話に7ヶ月分突っ込むのと片桐はいりには驚いたけど、あれで良かったのですか?櫨山裕子さん、水橋文美江さん*1
途中まで進んでいたベタベタの予定調和を壊していくくだりは「現実はこんな甘くないよ」といったメッセージとも取れるのですが、サブタイトルの「〜自閉症児を抱えて〜」の部分はどうなってしまったのでしょう。
かえって自閉症児に対しての間違った解釈が広がらないか不安です。
知らない人に知って貰う為に、小出しにしつつ当たり障りの無い部分から紹介していくのは当然なのですが、余りにもエピソードの為の障害の紹介に見えてしまうのもどうかと。

学生ボランティア(金子統昭)の光君への対応は、スッキリハッキリで好感がもてましたね〜。と言うか、障害があるなしに関わらず子供への対応はこうありたいものです。それと、淡路恵子演ずる老婦人。いや大女将ってやつかな。
「私は暖かい人間じゃありませんよ、甘やかすのも好きじゃありませんから」
この台詞が似合うこと、似合うこと〜(笑)


で、半年後に続編ですか?
やったら・・・また見ちゃうんだろうな。
しかし、無理に子供の中に特化した才能を求めるのはやめて欲しいと思う。只でさえダスティン・ホフマンレインマンに騙されている人が多いのだから。

*1:このドラマのプロデューサーと脚本家