女子妄想症候群(Pheromomania Syndrome)

女子妄想症候群



娘が「これ面白いよ、読む?」と貸してくれた。
あっはっは。絵の軽さ、意味のないギャグ・下ネタ。なんて薄っぺらな自己完結した漫画だろう。しかし、何も考えずに面白く読んでしまった。(私は同人好きの腐女子か!?)


要約(かなり大雑把)すると

女の子にモテてしまう身長178センチの男前女子高生・滸と155センチのフェロモン王子炯至が繰り広げる暴走ラブコメディー。
男とは思えないほど可愛い炯至を見ると、滸は妄想&幻覚(コスプレ満載)で鼻血爆発。炯至は見かけとは裏腹のかなりの暴力野郎ですが、滸の前では猫かぶりまくりで、ひたすら激可愛く甘えるので、滸は貧血の日々。

文章で書くとツッコミ所満載でこんなもん読んでるヤツの気が知れねえ。ってお話ですね。
あ〜、自己嫌悪と共に告白してしまえば、妄想全開の主人公を理解できたりしてしまったり・・・
ここに自己嫌悪を感じてしまう所が私の狡い所なんだろうな。でも、この妄想癖に頷いてしまう人は少なくない筈。いや、断言しよう。絶対いる!少なくとも白衣に潔癖を感じ、眼鏡に知性を感じてしまう人を私は幾人か知っている。(ええ、貴女のことですよ。お解りですね。)


それにしても、この主人公達の名前の複雑さはどうなんでしょう。素で読めますか?
滸(ほとり) 炯至(けいし) 沙迦(さなか) 
三つしか書かないのは他の文字が出せなかったから(汗)世の人々はこれらの文字をあっさりと読みこなすのですか?
私には読めませんでした。(´・ω・`)


で、漫画自体は・・・アリでしょう。例え妄想満載でもジェンダー入ってようとも、腐女子萌えでも(笑)中を読んでクスッとしてしまった以上、作者の勝ちです。ええ、面白かったと言わせていただきます。


しかし、私の日記にはもう少し知的な話題はないのだろうか。