キーワード化の為に


北欧神話を扱ったサイトを幾つか見たけど、読めば読むほど面白いですね。
北欧神話(ゲルマン伝承)での世界創造なんて大馬鹿者も良いところです。

倒れたユミルの身体から流でた血潮より大洪水が起こり、ベルゲルミルと妻を残し全ての巨人が溺れ死んだ。三神はユミルを解体し、血から海を、身体から大地を、骨から山を、 歯と骨から岩石を、頭蓋骨から天を造りアウストリー、ベストリ、スズリ、ノルズリに支えさせ、脳髄から雲を造った。 そしてムスペルヘイムの火花を天に散りばめ星空を造った。

死体遺棄及び死体損壊ですね。そして

大地の中心にミズガルズをつくり、周りに城壁を建て巨人達が攻め来れぬようにした。オーディンはミズガルズに住む人間を造ろうとトネリコの流木からアスク(Askr)、 エレの流木からエンブラ(Embra)を造り、最後に宇宙の中心にアスガルドを建てた。

小さな閉じた世界観。でもこれが良いんだ。
創世で一番笑ったのがこの次。

ムンディルファリの娘ソールに太陽を引かせ、息子マーニには月を引かせた。 そして二人が怠けないように太陽にはスコル(Skoll)という狼を、月にはハティ(Haty)という狼を追いかけさせた。

馬に人参どころではないですね。怖い怖い。でも、ラグナロク時に狼は二人に追いつき、二人の血で天空を赤く染めてしまう・・・合掌。


寒い地方に住む人達ってのは悲観主義が過ぎるって言うか、生きる事に未練が無いっつ〜か。まあいいや。