読書感想文の書き方(続き)

「私どもは、私どもより賢い、すぐれたたいせつな者が――
友とはそうしたものであるはずですが――手をかしてくれて、
よわい、あやまちの多い性質を完成してくれないならば、
半分しかできあがっていない不定形な動物です」

まさしくその通り。
だからこそ、私は自分より賢く優れた大切な人に助けを請う事にまったく抵抗がありません。
先日の私は読書感想文が書けない。って話に乗っていただきました。


まずは id:DocSeri さんに助言をいただく。

# DocSeri 『今更書き方を学ぶより読書感想文ジェネレーターを使った方が(http://portal.nifty.com/special03/08/30/index.htm)。』

はい、使ってみました。
おぉ、一発回答。人力検索なら100ポイント進呈〜…って、違うよ!
私が求めているのはこういう回答じゃないよっ(笑)まったく、無駄な知識ばかり教えて行くんだから…


で、心の師 id:fumine さんにご登場いただく。

偏見だらけの私の解釈では、夏休みの読書感想文というのは「本の感想を書く」のとは違う。「本の内容を理解しているんだな」と、読者に納得もしくは錯誤させる為に書くのだと思う。

限られた文字数で納得/錯誤させる為に、自分の体験を作品と絡ませつつ書く。

わぉ、これです。直球ど真ん中。
この「納得もしくは錯誤させる」って技が欲しいのです。このミスディレクション(だよね?)の巧い使い方を知りたいのですよ。推理小説的なニュアンスでもありますが、間違っている方向に行くかと見せかけて読者をやきもきさせる様な感想文。これは楽しめるに違いない!
しかし、これでは作文とどう違うのか?

感想文と作文は似ているけれど、感想文で重要なのは読書作品の選定。本のテーマと体験として語るテーマは同じか極力、似たものを。又、体験は負が正に転じたものを披露するほうが書き易く、読ませ易い。

なるほど。さすが師匠だ。
つまり、本の選定って時点でその感想文の可否は決定してしまうって事ですね。
どうせ書くなら格のありそうな、つまり偉そうな本を選べば、読んでくれた人がきっと「こいつは賢そうだ」と誤解してくれますね。何がいいかな〜。

感動させる読書感想文は高評価だけれど、それは立派な事が書いているかどうかじゃない。(立派な事を書くと上滑りになるか凡庸になるから寧ろアウト。)

うわ、見透かされた。
で、では私はどんな本を選べば良いのでしょう?

どうしてもちょっとでも良い評価のものが書きたいならもう、曾おじいちゃん曾おばあちゃんか近所の親しいご老人に戦争体験を毎年聞いて、戦争に関する本を読んで交えて書くと、場合によっては形になるかも。

なるほど、これで行けますね。早速おじいちゃんに電話をして…

(以上、個人的な読書感想文に対する偏見でした)。

敢えて「夏休みの宿題 読書感想文」と書いたのは、 〜(以下略)

…えっ?「夏休み」?
もうとっくに終わってますがな。来年まで我慢しろって事ですか?
fumine 師匠〜、気が長すぎますよ〜。


●追記
書いてから気がついたけど、この文章ってまるで「NHK教育のお姉さんと間抜けな人形」のパターンですね(笑)


すかさず、コメント欄に

# garyo 『私も読書感想文が書きたくなって1つ書いてみました(^^)。良かったら読書感想文感想文をお願いします。』

おぉ、私の文章を読んで読書感想文が書きたくなってしまうなんて…なんて正直者。
これはズカズカっと乗り込んでスパッと核心を突いたコメントで私の読書感想文感想能力の高さを見せつけねばっ!


臥龍さんの「究極読書感想文」


    ……(-_-#) garyo さん、ちょっとそこに正座。小一時間(ry


とか言ってたらコメント欄に

# popona 『garyoさんにならって書いてみましたが、二番煎じのせいか、及びませんでした。汎用性の高いものは難しいですね。』

おぉ、ここに新たなる挑戦者が現れた!
今度こそピタリと冴え渡る私の読書感想文感想能力の高さを見せつける時だっ。


ぽぽなさんの「新読書感想文」


    ……(-_-#) popona さんもそこに並んで正座。小一時間(ry
つ〜か、 popona さんの感想文は書いた人がこの本を買っていないって言い切ってますけど(笑)
良いのですか?