『スチームボーイ』は「科学礼賛」「喜劇」映画

製作期間9年、総製作費24億円をかけた大友克洋監督作品は賛否両論というか、ネームバリューの割にダメだしが多い感がありますが、私の思いこみでしょうか?
結構ツボにはまる要素が多いので公開前から「見たい度」が跳ね上がっておりましたが、主人公の声が鈴木杏と知って「劇場に行こう度」が「DVDでもイイや度」に負けてしまいました。


しかしこの方のレビューを読んで、又「見たい度」がムクムクと(笑)

この映画は、誰もが「科学」に対して滑稽でしかありえなかった時代を舞台にした、そんな「喜劇」を誘発する装置としての「科学」を描いた傑作ハチャメチャ・コメディなのだ。

そ、そうだったのかっ!
そう言われてみれば、あちこちで出ているこの映画へのもやもやとした不満等が理解できる。


この部分だけを引用する事にちょっと問題があるが、これに至る論旨は是非リンク先を
読んでもらいたい。もし、公開前に各情報誌がこの方向で書かれていたら、私はきっと公開初日に劇場に並んだだろう。
つ〜か、その前の「内村光良論」にしても、この方の目線は何故か私に響く。