思いっきり身内への私信

まずは先に謝っておきます。娘、ごめん。私が悪かった。
君が幼稚園の時に「好きな歌手は？」と聞かれて「レベッカのノッコ」と答え、周りの園児にそんなの知らな〜いと言われベソをかいたのも、他のみんながクレヨンしんちゃんごっこをしている時に「それ、何？」とついて行けなかったのも全ては私の偏った趣向によるものです。だって、あのだらだらとした話し方をする小学生が可愛いなんて思えないし・・・
友達とCDの貸し借りをしたくても、うちにあるCDは洋楽中心でRAINBOWやVAN HALEN、ASIAなんて知っている小学生なんて居るわけが無くて気まずかったのも私が悪い。漫画喫茶に5時間でも6時間でも居られるような体質にしてしまったのも、きっと私のせいだ。時々、ボ〜っとしているかの様に見えるけど何かを考えているのかなと思ったら、本当にボ〜っとしているってのも多分私のせいだ。

反省しつつ思う、やはり子供にはたくさんのアニメを見せてあげた方がいい、たくさんの漫画を読ませてあげた方がいい、たくさんの音楽を聴かせてあげた方がいい。例えそれが自分（親）の嫌いなジャンルでも。勉強や遊び、そんな区分けは必要ない。
選択・選別するのは親の役目じゃない、親がやるべきなのは出来るだけたくさんのモノを感じさせてあげる事だと思う。放っておいても子供は良いも悪いも自分で選んでいくのだから、その為の選択枝を増やしてあげなければ。
より良い方向を示すのが親の役目だなんて大嘘だ、これは親からの視点による親のエゴに過ぎない。

と、いうことで、私の偏向した趣味のせいで君の人格形成にあまり良い影響を与えなかった事は謝る。
だから、私と同じ職業に就きたいとかは言わないで（汗）
これから君に仕事を教えるかと思うと気が遠くなるので。
つ〜か、もう少しモノを覚えろ！親として情けないっ。*1

*1:言っている事が違うかな？